未来年表対策で大きな問題となる「移民大国日本」他人事ではない。

hito no koto 未来年表

勉強している方や意識が高い人は「未来年表」の勉強はしていると思います。勉強と言うよりは「対策」が重要になってきます。この10年で「雇用大崩壊時代」がスタートします。

あなたはどんな仕事にシフトするのでしょうか?

その中で結構厄介な事があるのです。それは「移民問題」です。

飲食店で働く外国人は珍しくありません。僕も前職のサラリーマン時代にバブル期でしたが人が採用出来なかったので外国人の労働力で補填する為に「外国人担当トレーナー」をやっていました。

今では懐かしい思い出です。

ただし、その頃は外国人を使う店舗は少なかった。今では普通に外国人が働いています。

これは移民が増えているからです。実はもう移民を受けるか受けないかは論議する段階ではありません。今で日本で働いている外国人は「移民」なのです。

2014年の調べで①中国人10万人②ベトナム人4万人③韓国・フィリピン・アメリカ人各2万人です。現在はもっと増えていると思います。

2019年には5年間で34万5000人を受け入れる事を予定しています。

そうなんです。国は移民を能動的に受け入れているのです。

これからこの問題があなたに及ぼす影響をシェアして行きたいと思います。

移民を増やす理由は何か?

僕のコンサルティングしていた工場でもありました。国が指定する労働研修を働く外国人が受けると認可した会社で期間限定で働けます。

その認可された会社は永遠に雇用に困る事はないのです。そして安い給料で働いてもらえるのです。安いと言っても日本の人件費は高いので外国人も良い訳です。

おそらく会社には助成金が出ます。

ではなぜここまでして国はこんな策をとるのか?①人手不足の解消②低賃金での雇用が可能③デフレ対策です。言って見れば日本人のニーズでもある訳です。

つまり、人口減少や労働人口減少によってこの雇用はおそらく促進されます。結果的にどうなっていくのかは①労働力を低賃金で買う②3K雇用に補填③賃金の国外流出。これはどうやら現代版の奴隷制度になるのではと専門家は言っています。

そんな事を良いと思う人はいないが拡大傾向にある事は間違いのです。

シンガポールは人口の4割が移民

シンガポールは移民を積極的に入れて豊かになった国です。国民一人当たりのGDPも日本やアメリカよりも高いです。シンガポールは日本とは逆で富裕層を取り入れました。

政策としては投資に関して非課税を実施したり税金も諸外国に比べて安い。このメリットでビジネスエリートや外資系企業を多く国に入れました。

移民を多く入れると言う事はイデオロギーや慣習やルールの違う人間を受け入れると言う事です。つまり国のルールは当然厳しくなります。

例えば落書きをしたら「鞭打ちの刑」や5人以上集まっての抗議は即逮捕、とにかくルールが厳しすぎて息苦しい。シンガポールの小学生は6年生で受ける卒業試験で人生が決まる。

大学も給料も職位も点数が卒業試験が低かった人間は一生左右する。最後は飼って良いペットの数まで限定されるようです。そしてアメリカの調査会社が発表した2012年の調査によると日常の幸福度はシンガポールは148ヵ国中148位の最下位だっった。

他にも移民を積極的に受け入れしてたイギリスも移民流失を起こしている。なぜかと言えば失業率が上がりすぎてイギリス国民と仕事の取り合いになってしまった為です。

おそらくこのまま進むとシンガポールやイギリスのようにおそらくなりそうでっす。

また日本人はリストラするのに優秀な外国人を雇用する企業が増えて来た。あなたの仕事を脅かすのはAiやロボットだけではなく移民もライバルになる。

実は移民が増える事はこんな事では終わらない

移民が増えると足りない労働力を埋める。格好的には美しい。ただし現実は違う訳にある。単純労働であれば日本人でも外国人でも全く関係ない。

ただし、企業や会社は同じ労働者なら安い賃金の人間を使う事になると思います。

そうすると日本人は雇われない。そうなると日本人は自分の給料を下げてでも雇われようとする。それによって「実質賃金」は低下する事が予測出来ます。

他にも「有事・災害時に頼れない」「安全保障上の問題」「格差の拡大」「生産性の低下」こんな事が懸念される問題になります。

国はあくまでも3つのトライアングルの成立を目指しているが2つは十分出来るが3つはまず無理と専門家は考えています。

「外国移民の受け入れ」「国民の自由」「安全な国家」

このスパイラルに巻き込まれない為には僕の書く記事を読んで欲しいと思います。未来に対してのリスクは残念ながら国が作り出しています。

僕の見解だと仕事がない日本人は海外の発展途上国に出稼ぎに行くと思います。それは日本は文明国なので生きるだけでもお金がかかるからです。

2020年現在はこの移民に対しては「メリット」が殆どです。今のうちから対策を考える必要があります。現在専門家の意見では4つが挙げられています。

もし機会があればニュースや新聞、雑誌の記事でこんな法案が出ていないか興味を持って欲しいと思っています。おそらくあなたの働く機会に直結する問題になると思うのでチェックが必要です。

日本人にの移民に対しての処方箋は①移民問題のメリットとデメリットを再確認する。②国民一人当たりの生産性を向上させる。③国内需要を活性化させる。④移民制限をする。

国は果たしてこの4つを実行可能に出来るでしょうか?

本コンテンツのまとめ

移民問題についての「メリット」と「デメリット」を勉強して頂きました。他の記事に書きましたが2030年にはAiやロボットやテクノロジーの進化によって約47%の仕事が消滅すると言われています。

つまり仕事は「資本家」「誰でも出来る単純作業」「人間にしか出来ない仕事」この3つに大別されると思います。僕は出来れば「人間にしか出来ない仕事」をしたいと思っているので準備しています。

今回は殆どの人が準備していないので「誰でも出来る単純作業」をする事になると思います。

特にまだ準備してない人、新しく先述したようなスキル開発も出来ていない人。「誰でも出来る単純作業」になる確率が高いと思います。

僕も当初この学びを始めた頃はあまりにもネガティヴでうんざりしていました。ただしテクノロジーの発展によって行われる事はメリットしかありません。

そして今までの状態であれば「誰でも出来る単純作業」しか出来なかったのにこれを知って「人間にしか出来ない仕事」にシフトしても良い訳です。

これからも未来年表に関してはhito no kotoでは沢山シェアする予定です。その情報を得る事で組み合わせの中で体系的に捉えて頂いて自身のライフスタイルやワークスタイル構築の糧にして欲しいと思っています。

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