【驚愕】アフターコロナで会社が考えるテレワーク社員の評価が怖い

幸せになる為に

僕は前職で人事をやっていました。そんな事も踏まえて、最近良く聞くテレワークって社員にとって「得」なのか?またテレワークしながら他の副業をする「マルチジョブ」体制を行うのはどうなのか?

そのあたりをシェアしてみようと思います。まあ現役では話せない話も出来ると思います。そして、これから企業に入社する新卒でテレワークをする人や実際のテレワーカーは企業からどんな評価を受けるのか是非知って頂きたいと思います。

一般的な新卒採用の流れ

多くの企業の就職面接は「書類選考」から始まります。特にアフターコロナではここが重要視されると思います。つまり、あまり相対しないで採用まで人事側は進めたいからです。

では、この「書類選考」で何を見るか?

「基本的な頭の良さ」と「勤勉さ」をみます。これを見るのは非常に簡単で「◯◯大学の◯◯学部」が分かれば18歳時、19歳時の「基本的な頭の良さ」と「勤勉さ」はすぐに分かります。

そして、面接試験では組織に対しての「協調性」「組織に対するロイヤリティ」が判断されます。

ちなみに採用試験って基本的に「落とす為」にあります。そんな中で実際に現場で働く先輩社員などがこの面接をします。

簡単に言うと「組織人」か「組織人でないか」を判断します。大学で部などに所属していた人間は一発で「組織人」と判断出来ます。

「あなたはうちの会社で上司の言う事を聞いて働けますか?」

ここを先輩社員が見極めます。

そして、課長・部長面接で「実際に自分達がその人間を使えるか?」と言う値踏みをします。最後はとりあえず「役員」「社長」面接などがあります。

そして、入社したものは「配置」が4月に言い渡されます。

個人の意思に関係なく部課署に配置されます。

自分は人事希望でも、営業職になったり、営業で力を付けようと思ったらいきなり海外に異動されたり、勤勉さを持った人間で構成されているのでどこでも人事的にはOKなのです。

この結果、「なんのスキルもない人間」が生まれるのです。特に大企業はこの人事システムを組まないと、「人間」として考えられているのは将来部課長になる人間だけですので、あとは「駒」でないと困るのです。

逆に実力主義と言う会社はどうやって人事を組むかは「将来幹部」になりそうな人をあえて「ある特定の人」を上司にして特別教育するところが多いです。

ダメなら他の部下署に異動です。

店舗を持つ経営体なら、ある店の店長が「ある特定の人」だったりします。

でも、出世するのって本当はもっとシンプルなんでしょ?

と言う声が聞こえて来そうです。

実はシンプルです。

出世=スーパーイエスマン

です。企業・会社はスーパーイエスマンを求めているし、スキルや力を持った社員が存在する事を恐れています。あなたが社長なら当たり前です。

テレワーク化はどうなって行くのか?

実は僕の娘は某企業でSEやっています。当然現在はほぼテレワークで仕事をしています。ボーナスも出ましたね。5%ダウン。

緊急事態宣言解除以来、東京で感染者が200名を越えました。こんなに暑いのに予測を越えて増えています。どちらにしても「ワクチン」か「特効薬」が出ないとこの状態は治りそうにありません。

マスクしているので口の周りにニキビ出来る人が増えていますね。

多くの企業が「企業ロイヤリティ」を求める、いわゆる「メンバーシップ型」のマネジメント体系を引いて運営されています。

そして社長・役員は「メンバーシップ型マネジメント」の推進者なのです。対抗するのは「ジョブ」の中身を求める人達。「ジョブ型マネジメント」です。

テレワークってより「ジョブ型マネジメント」が求められるシステムです。

この記事をご覧ください。

「ドワンゴ」は全社員を原則、在宅勤務にすることを発表。日立製作所は社員の7割を対象に「週2〜3日」の在宅勤務を継続、富士通は出社する勤務体系を見直してオフィス規模を半減する。 引用:東洋経済オンライン

つまり、多くの企業が「メンバーシップ型」なのに人間関係が希薄になる「テレワーク構築」をはじめているのです。

欧米の企業は間違いなく「ジョブ型」なのです。それであれば「テレワーク構築」は非常に良いと思います。日本は「メンバーシップ型」の為に世界的にみても企業力は落ちています。

テクノロジーの世界では完全に発展途上国になりました。非常に悲しい事です。

この時点で分かる事はテレワークを余儀なくされた人間は少なくても成長しないと思います。うちの娘も社外研修に申し込んでJavaのスキルアップ講座を楽しみにしていたのですがプログラム要請が入ってキャンセルして家でプログラム組んでいます。

メンバーシップ型で育てられた6年目の娘はこう言います。

「これなら、自分で仕事受注して働いた方が全然稼げるね」

娘の先輩の20年選手は

「日本の会社ってお互いフォローしたり、されたりして、なんとかやっている人って多いと思う。テレワークになってから作業しかない。誰も私をフォローしてくれない。凄く大変」

ここが凄く大事なのです。特にサラリーマンの人は頭を使って下さい。

あなたの会社の役員や体質は「メンバーシップ」ですか「ジョブ」ですか?

ジョブならオッケーですがメンバーシップでテレワークしているなら「出社」するべきです。そして上司とコミュニケーションとるべきです。

そうしないと

ボーナスが上がる事も、自身のスキルが上がる事も、これからその会社で仕事して行けるかも分かりません。それは「ジョブ型」のみにテレワーク化して価値があるからです。

そんな事ないと言う人もいるかも知れませんが言える事はメンバーシップ型でテレワークしたら間違いなく企業競争力は落ちます。

年棒制の企業に勝てるはずがありません。

僕はもしもの場合に自身のスキルアップをする事をお勧めします。職を失っても転職、起業、独立など全てにシフト出来ます。中にはテレワークになってから忙しいと言う人もいます。

それは、あなたが「人が良い」だけです。同じ会社でボーッと暇な人もあなたと同じ若しくは多い給料をもらっている人もいるはずです。

もしかしたら副業しているかも 笑

どちらにしても、あなたは会社の上層部から評価されにくいと言う事は頭に入れて下さい。

コンプライアンスの遵守は出来るのか?

即答すると「微妙」です。

何かを起こしそうな人ほどテレワーク化は好きだと思います。

当然「マルチジョブ化」(複数の仕事を持つ人)をする人は増えると思います。そうすると「所属」よりもこれから働く人は50歳台でも60歳台でもビジネススキルがないと働くことが出来なくなると思います。

いわゆる社員の殆どが期間エージェントとして働く形になりそうな感じを持っています。つまりパナソニックでも働くし、ソニーでも働くと言う事です。完全なジョブ型です。

企業が努力するのは優秀な人間を雇用する為に放出する費用となります。これを捻出出来るかが企業の未来に直結します。そうすると資金力がない企業や会社は淘汰される。

徐々に日本の企業もジョブ化してくると思います。

国の歩みでは2030年頃にテレワーク化しようと動いていましたがコロナの影響で先送りになりました。なのでコロナが終息してもテレワーク化は止まらないと思います。

ただし、世の中には「出勤を余儀なくされる会社や企業もあります。」特に店舗を中心とした経営体はそうなります。中国では無人店舗を進める会社もありますが、まだあまり上手く行ってないようです。

このような会社は今までと変わらないと思いますがコロナの時に感じた状況を見るとここで働く人は減ってくる可能性は大なんです。

最後に公務員です。最近はニュースでやらかしている公務員や韓国のソウル市長などもそうですが僕はその前にオンライン化をして頂きたいと思います。

先日、車検場に車検証の再交付に行きました。行って手続きして帰るまでに3時間かかりました。

これってインターネットで入力して決済して「ぴー」ってPDFでプリントアウトすれば良いと単純に思いまいた。もの凄い数の人間を使っていたし、紙が勿体ないと思いました。

法人設立しても縦割り行政なので国税と市税が違うから書類個々に出しなさいとか言われても面倒すぎませんか?

そうすると公務員の数は相当減るのかな?

キャリアって言葉もなくなるのかな?運輸局の支部長と副支部長の仕事もなくなるのかな?

最近、コンプライアンスって聞くと社会主義かもと思います。それは仕方がありません。日本の企業は社員のスキルをあげて行く事を要求しないので守ってあげるだけなので「ジョブ化」しません。

会社が守らなくても法律が社員を守るので日本では企業を守る法律は「民事再生」ぐらい。その代わりに「社員を守る法律」は沢山あります。

拘束する代わりに給料を払う。コンプライアンスも社員を守る法律です。

僕はメンバーシップ型は嫌いではないので上手く数字に繋がるテレワーク構築を進めて頂きたいです。こんな事は現場の部長課長クラスが国会議員に変わって法律つくれば良いと思います。

公務員のテレワーク化はシステムがオンライン化してからですね。今回はお客さんに迷惑かけただけでした。うちの管轄の税務署、行ったら営業はしていましたが駐車場は使えませんでした。なぜだか全く分かりませんでした。

近くの少し離れたコイン駐車場を利用しました。なぜかと聞いたら理由は教えて頂けませんでした。その為に駐車場整理の人間を雇っていました。人件費無駄。

本コンテンツのまとめ

簡潔に言います。

「いろんな仕事のスキルアップしておいて無難です。」

それは雇用形態が変わる感じもしているからです。政府も期間限定スタッフです。国の大事な事を決めるのに期間限定スタッフならばおそらく一般の企業は楽にクリア出来ると思います。

「多分、国会議員ってスキルないと思う」

一般人が必要ないスキルは持っているかも知れませんが。

中にはコロナでテレワーク出来る会社で良かったと思う人がいるかも知れませんがそれは今だけです。国外競争も企業競争も鈍化していますから。

一番賢明なのは「一人で生きていく力をつける事」に限ります。

テレワーク化して働くなら自身のスキルアップです。

どんなスキルアップをすれば良いかは決まっているので他の「未来年表」記事をご覧下さい。

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